【城 跡 名】瑞穂1・2チャシ
【所 在 地】北海道浦河郡浦河町字瑞穂3(1チャシ)・字瑞穂14(2チャシ)
【訪 城 日】2016年10月8日
【形 態】?
【主な遺構】?
【訪 城 記】
この日は日高方面のチャシ・ダム巡りに行きました。ゼンボツナイチャシの次は浦河町へ進み、瑞穂1・2チャシの方へ向かいました。荻伏の辺りで道道348号線を北上していくと、右のカーブしていくところに当たります。この左側の台地に瑞穂1・2チャシがあります。道路の右側の方では元浦川が大きく右に曲がるところになります。このチャシに関しては道教委のサイトにある「北の遺跡案内」しか情報が無く、チャシの形態や主な遺構についてはよくわかりません。ただ、元浦川に面した台地の端というチャシに相応しい立地ではあると思います。

(南側から望む)

(北側から)

(北側から)
【城 跡 名】井寒台チャシ
【所 在 地】北海道浦河郡浦河町字絵笛47-4
【訪 城 日】2016年10月8日
【形 態】?
【主な遺構】?
【訪 城 記】
この日は日高方面のチャシ・ダム巡りに行きました。瑞穂1・2チャシの次は南下して国道235号線に戻り、浦河町市街へと進む途中に、井寒台チャシはあります。丁度台地の方に道路が延びて台地の真ん中を貫く形に上っているのですが、その台地が井寒台チャシのようです。道路や宅地の造成時に壊滅したようで、チャシの形態も遺構もよく分かっていないようです。


【城 跡 名】キムンチャシ
【所 在 地】北海道浦河郡浦河町字西舎534
【訪 城 日】2016年10月8日
【形 態】?
【主な遺構】?
【訪 城 記】
この日は日高方面のチャシ・ダム巡りに行きました。浦河ダムの次はキムンチャシへ向かいました。キムンチャシは日高幌別からk国道236号線を北上して道道746号線へ進み、牧場の密集する付近を通り抜け、途中で右折した奥にあります。右折した辺りでもう少しだと思い、車を止めて歩いてみたのが失敗で、思ったより距離があり車で行けば良かったとあとから思いました(^^;) 400~500mほど進んだ辺りでまだ先に道が伸びていたので、遠景を写真におさめて退散しました(^^;)
このチャシはある資料に「壊滅?」と書かれていたので、遺構などもはっきりしないようで、形態も分からないようです。


【城 跡 名】エンルムチャシ
【所 在 地】北海道様似郡様似町会所町36
【訪 城 日】2016年10月8日
【形 態】丘先式
【主な遺構】?
【訪 城 記】
この日は日高方面のチャシ・ダム巡りに行きました。様似ダムの次はいよいよ最後の目的地・エンルムチャシへ向かいました。キムンチャシ様似にあるエンルム岬上にあります。急な坂を上り、その先の急な階段を登って頂上に到達すると「埋蔵文化財包蔵地 エンルムチャシ跡」という標柱があります。壕等の遺構は現存しないようですが、自然崩壊か?とも言われています。また発掘調査では石器や前北式土器が出土しているようです。
きょうはここまで本当にここなのかな?と思いながらチャシ巡りしてきましたが、最後に標柱だけでも確認できて良かったです。ここの階段は結構大変ですが、周囲の眺望はなかなかのものでした。





(中央上部に標柱が見えます)

(中央奥に見えるのが様似市街)
【城 跡 名】油駒チャシ
【訪 城 日】1999年7月27日
【所 在 地】北海道幌泉郡えりも町字東洋
【形 態】平地式
【主な遺構】長方形の壕1条、その内側に土塁を巡らす
【訪 城 記】
えりも町の中心部をぬけ襟裳岬方面へとすすみ、東洋、南東洋を抜け、「油駒」という看板の前を通り過ぎるとすぐ左側に登っていく道があります。ここを100~200mほど登ると左側に油駒チャシがあります。
実はチャシをなかなか見つけられずこの道を何度も往復してしまいました(^^;)というのもこのチャシの遺構として壕と土塁があるんですが、この高さも深さも数10cmで一見するとただの草原にしか見えないんです。よく見るとちょっと窪んでいるのがわかるんですが、知らない人が見たら何も気がつかないでしょう。
このチャシの特徴は、壕と土塁が長方形の形をしているところで、こういう四角形の壕のあるチャシは全道的にも珍しいそうです。壕の深さから行ってもその形から行っても砦や見張り台としての役割を持ったものではなく、聖域として祭礼などの時に役割を果たしたものではないかというのが私個人の感想です。
このチャシを見に行ったときに、ちょうど道路を挟んで反対側の方で遺跡の発掘をしていました。時間もなかったのでいつ頃の物かとかどんな遺跡なのかというようなことは聞きませんでしたが、当然このチャシと何らかの関係はあるものでしょうね。

(ほら真ん中に左から右に走る壕跡が... わからないかなあ?)
